子育てがやっと終わったと思ったら、今度は親の介護。仕事、家のこと、通院の付き添い。気づけば、自分の人生がどこにもないように感じる――。
そんなふうに思ってしまう自分を、責めないでください。介護は、体も心も時間も使う、とても大変なことです。「つらい」と感じるのは、あなたが一生懸命向き合っている証です。
この記事では、介護の罪悪感を手放して、自分を守るための考え方を紹介します。
介護をする人が抱えやすい罪悪感
- 「親の世話を、つらいと思ってはいけない」
- 「施設に入れるのは、見捨てるようなものだ」
- 「自分が楽しむなんて、親に申し訳ない」
- 「きょうだいより自分がやらなければ」
どれも、親を大切に思う気持ちから生まれるものです。でも、罪悪感を抱えたまま無理を続けると、あなたが先に倒れてしまいます。
自分を守るための4つの考え方
1. 「自分が元気でいること」も介護のうち
介護をする人が元気でなければ、介護は続けられません。あなたが休むこと、楽しむことは、親のためにもなると考えてください。
2. 「全部自分で」をやめる
介護は、一人で背負うものではありません。家族、介護サービス、地域の窓口。頼れるものには、遠慮なく頼っていいのです。
3. 施設は「見捨てること」ではない
施設に入ってもらうことは、プロの手を借りて、親が安全に暮らせる場所を選ぶことです。あなたは、親にとって最善の形を考えたのです。会いに行って、話を聞いて、手を握る。家族にしかできない関わり方は、施設に入ってからも続けられます。
4. 自分の時間を、予定として守る
週に一度でいいので、介護のことを考えない時間を予定として決めておきましょう。好きなお店でお茶をする、趣味の時間を持つ。それは、明日もまた頑張るための大切な時間です。
きょうだいとの分担がうまくいかないとき
介護の負担がかたよって、きょうだいとぎくしゃくすることもあります。
- 「やってほしいこと」を具体的に伝える(月に一度の通院の付き添い、費用の分担など)
- 遠くに住むきょうだいには、電話での見守りや手続きなど、離れていてもできることを頼む
- 話し合いが難しいときは、ケアマネジャーなど第三者に入ってもらう
一人で抱えこまないための相談先
- 地域包括支援センター:介護のことを最初に相談できる、市区町村の窓口です。介護保険のサービスの使い方も教えてもらえます
- ケアマネジャー:介護サービスの計画を一緒に考えてくれる専門家です
- 介護をしている人の集まり(家族会):同じ立場の人と話せる場があります
数秘術でわかる「抱えこみやすいタイプ」
数秘術では、6の人は家族思いで責任感が強く、介護を一人で抱えこみやすいと言われます。4・8の人も、「自分がやらなければ」と頑張りすぎる傾向があります。
当てはまる人は、「今日はだれかに頼れることはないかな」と、毎日一つだけ考えてみてください。
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つらい気持ちが続くときは
気持ちの落ちこみが長く続いたり、眠れない日が続いたりするときは、一人で抱えこまずに相談してください。
- お住まいの市区町村の保健所・保健センター
- 厚生労働省「まもろうよ こころ」(電話・SNSで相談できる窓口がまとまっています)
今日の小さな一歩
今日、介護のことで「だれかに頼めそうなこと」を一つ書き出してみましょう。
書き出したら、それを頼む相手を一人決めてください。あなたの人生を取り戻す、小さな一歩です。