特に何かが起きたわけではない。それなのに、夜になると「この先どうなるんだろう」という不安がわいてきて、眠れなくなる。貯金はあるのに、「足りるだろうか」「いつまで働けるだろうか」と考えて、今を楽しむことにためらってしまう――。
そんな気持ちを抱えている人は、とても多いです。この記事では、漠然とした不安を小さくして、今を楽しんでいいと思えるようになるための心の整え方を紹介します。
不安が大きくなる理由
不安は、「先が読めないこと」から生まれます。
- 病気になるかもしれない
- 介護が必要になるかもしれない
- 物価が上がるかもしれない
「かもしれない」は、いくつも重なると、実際よりずっと大きく感じられます。とくに夜は、気持ちが沈みやすく、不安がふくらみやすい時間です。
不安を小さくする5つのステップ
1. 不安を全部書き出す
頭の中でぐるぐる考えていることを、紙に全部書き出しましょう。書き出すと、不安の数が思っていたより少ないことに気づくこともあります。
2. 「今できること」と「今はできないこと」に分ける
書き出した不安の横に、○と×をつけます。
- ○:今できることがある(健康診断を受ける、家計を見直す、相談先を調べる)
- ×:今はどうにもできない(何年も先のこと、自分では決められないこと)
3. ○のことを、一つだけやる
○のついたことの中から、一番小さなことを一つだけやってみましょう。一つ動くだけで、不安は少し小さくなります。
4. ×のことは、「そのときの自分」にまかせる
まだ起きていないことは、そのときの自分が考えればいい、と決めてしまいましょう。これまでも、あなたはたくさんのことを乗り越えてきたはずです。
5. 専門家に相談して「見通し」を持つ
お金のことは、数字で見通しが立つと、不安がぐっと小さくなります。「自分の場合はいくらあれば大丈夫か」を、専門家と一緒に確かめてみるのも一つの方法です。
今を楽しんでいい
将来のために我慢を重ねて、今を楽しめないのは、もったいないことです。
- 「いつか」と思っていた旅行に、近場から行ってみる
- 好きなものを、ときどきは自分に買ってあげる
- 会いたい人に、会いたいうちに会いに行く
今日を大切に過ごすことは、ぜいたくではありません。これまで頑張ってきたあなたには、今を楽しむ資格があります。
手相で見る「これから」
手相では、運命線や太陽線の上のほうが、人生の後半をあらわすと考えます。そして手相は、年齢や過ごし方によって変わることがあると言われています。
つまり、これからの人生は、まだ描きかえていけるということです。
→ 晩年運がいい手相とは?50代・60代から運が開くと言われる線とサイン
→ 手相は変わる?年齢とともに変わる線と、50代からの手相の見直し方
つらい気持ちが続くときは
気持ちの落ちこみが長く続いたり、眠れない日が続いたりするときは、一人で抱えこまずに相談してください。
- お住まいの市区町村の保健所・保健センター
- 厚生労働省「まもろうよ こころ」(電話・SNSで相談できる窓口がまとまっています)
今日の小さな一歩
今夜、不安で眠れなくなったら、紙に不安を全部書き出して、「明日の自分にまかせる」と書いて閉じてみてください。
そして明日、○のついたことを一つだけやってみましょう。