心を整える

親の介護で自分の人生がないと感じたら|罪悪感を手放して、自分を守る考え方

子育てが終わったと思ったら親の介護で、自分の人生がないと感じる50代・60代の方へ。介護の罪悪感を手放す考え方、一人で抱えこまないための相談先、施設を考えるときの心の整え方を紹介します。

シルベ

子育てがやっと終わったと思ったら、今度は親の介護。仕事、家のこと、通院の付き添い。気づけば、自分の人生がどこにもないように感じる――。

そんなふうに思ってしまう自分を、責めないでください。介護は、体も心も時間も使う、とても大変なことです。「つらい」と感じるのは、あなたが一生懸命向き合っている証です。

この記事では、介護の罪悪感を手放して、自分を守るための考え方を紹介します。

介護をする人が抱えやすい罪悪感

  • 「親の世話を、つらいと思ってはいけない」
  • 「施設に入れるのは、見捨てるようなものだ」
  • 「自分が楽しむなんて、親に申し訳ない」
  • 「きょうだいより自分がやらなければ」

どれも、親を大切に思う気持ちから生まれるものです。でも、罪悪感を抱えたまま無理を続けると、あなたが先に倒れてしまいます。

自分を守るための4つの考え方

1. 「自分が元気でいること」も介護のうち

介護をする人が元気でなければ、介護は続けられません。あなたが休むこと、楽しむことは、親のためにもなると考えてください。

2. 「全部自分で」をやめる

介護は、一人で背負うものではありません。家族、介護サービス、地域の窓口。頼れるものには、遠慮なく頼っていいのです。

3. 施設は「見捨てること」ではない

施設に入ってもらうことは、プロの手を借りて、親が安全に暮らせる場所を選ぶことです。あなたは、親にとって最善の形を考えたのです。会いに行って、話を聞いて、手を握る。家族にしかできない関わり方は、施設に入ってからも続けられます。

4. 自分の時間を、予定として守る

週に一度でいいので、介護のことを考えない時間を予定として決めておきましょう。好きなお店でお茶をする、趣味の時間を持つ。それは、明日もまた頑張るための大切な時間です。

きょうだいとの分担がうまくいかないとき

介護の負担がかたよって、きょうだいとぎくしゃくすることもあります。

  • 「やってほしいこと」を具体的に伝える(月に一度の通院の付き添い、費用の分担など)
  • 遠くに住むきょうだいには、電話での見守りや手続きなど、離れていてもできることを頼む
  • 話し合いが難しいときは、ケアマネジャーなど第三者に入ってもらう

一人で抱えこまないための相談先

  • 地域包括支援センター:介護のことを最初に相談できる、市区町村の窓口です。介護保険のサービスの使い方も教えてもらえます
  • ケアマネジャー:介護サービスの計画を一緒に考えてくれる専門家です
  • 介護をしている人の集まり(家族会):同じ立場の人と話せる場があります

数秘術でわかる「抱えこみやすいタイプ」

数秘術では、6の人は家族思いで責任感が強く、介護を一人で抱えこみやすいと言われます。4・8の人も、「自分がやらなければ」と頑張りすぎる傾向があります。

当てはまる人は、「今日はだれかに頼れることはないかな」と、毎日一つだけ考えてみてください。

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つらい気持ちが続くときは

気持ちの落ちこみが長く続いたり、眠れない日が続いたりするときは、一人で抱えこまずに相談してください。

  • お住まいの市区町村の保健所・保健センター
  • 厚生労働省「まもろうよ こころ」(電話・SNSで相談できる窓口がまとまっています)

今日の小さな一歩

今日、介護のことで「だれかに頼めそうなこと」を一つ書き出してみましょう。

書き出したら、それを頼む相手を一人決めてください。あなたの人生を取り戻す、小さな一歩です。