会社にいたころは、毎日だれかと話していた。年賀状もたくさん届いていた。それなのに、定年したら電話もメールも、ぱったり来なくなった――。
「自分には友達がいなかったんだ」と、寂しく感じている人もいるかもしれません。でも、それはあなたに魅力がないからではありません。会社のつながりは、会社という場があってこそ続いていたものだからです。
この記事では、会社以外のつながりを、無理なくつくっていくための小さな一歩を紹介します。
中高年になると、友達がつくりにくい理由
- 学校や職場のように、毎日自然に顔を合わせる場がない
- 若いころより、自分から声をかけるのが照れくさい
- 仕事以外の話題で、何を話せばいいかわからない
とくに男性は、仕事を通してしか人と関わってこなかった人も多く、定年後に孤独を感じやすいと言われます。
つながりをつくる5つの小さな一歩
1. 「同じ場所に、何度も行く」
友達づくりの近道は、同じ場所に、同じ時間に、何度も行くことです。何度も顔を合わせるうちに、自然とあいさつや会話が生まれます。
- 毎朝同じ時間に、同じ公園を歩く
- 同じ喫茶店や図書館に通う
- 週に一度の講座や教室に通う
2. 「目的のある集まり」に参加する
ただ「友達をつくる」ための集まりより、何かをする集まりのほうが、話題に困らず参加しやすいです。
- 囲碁・将棋、写真、山歩き、合唱などのサークル
- 地域の清掃や、見守りボランティア
- 公民館の講座
3. 昔のつながりに、もう一度連絡してみる
学生時代の友人、昔の同僚。「元気?」と一言送るだけで、関係がまた動き出すこともあります。
4. 「教える」側にまわってみる
仕事で身につけた技術や、長年の趣味。それを人に教えると、頼られる関係が生まれます。
5. 完璧な友達を求めない
何でも話せる親友でなくてかまいません。あいさつを交わす人、たまにお茶をする人がいるだけで、毎日はずっと温かくなります。
手相で見る「人づきあいの傾向」
手相では、人との関わり方は主に感情線にあらわれるとされます。
- 感情線が長い:情に厚く、深く付き合うタイプ。少人数との深い関係が合う
- 感情線が短い:さっぱりしていて、ほどよい距離の付き合いが心地よいタイプ
- 小指側の下(月丘)から運命線がのびる:人とのご縁に助けられる相
「人に恵まれる」と言われる手相は、こちらでも紹介しています。
→ 晩年運がいい手相とは?50代・60代から運が開くと言われる線とサイン
つながりの場を探すなら
- 公民館・社会福祉協議会:地域のサークルや講座、サロンの情報があります
- シルバー人材センター:仕事を通して、地域の人とつながれます
今日の小さな一歩
今日、昔お世話になった人か、しばらく連絡していない友人に、一言だけメッセージを送ってみましょう。
「元気にしてる?」の一言が、新しいつながりのきっかけになります。